北摂里山34の一つ、「ななまつの森」へ見学に行きました。
この日はあいにくの寒気南下で小雪がちらつく天候。しかしながら、
嬉しい飛び入りの方も合わせて、8名の参加となりました。
新三田駅に10時頃3名集合し、ほかの車組の方と「つくしの里」10時半合流。
「つくしの里」で草餅を購入し、簡単な自己紹介をして早速歩き出します。
向かう先の奥の山影は雪で白くかすんでいます。
こぢんまりとした薬師堂の「二尊種子板碑」という形が珍しい石碑を拝観し、
少し里を歩くと、どんぐりクラブの看板。いよいよ活動地へ。
獣除けネットを通り過ぎて炭焼き窯や薪置き場。二つ目のため池、七々松中池の
水鏡は風のためさざ波が立ってうまく景色を映してくれません。
赤いつり橋を渡って七々松新池の堰堤に上ります。
しばらくは急な階段が二三度あらわれる上り道。右下はかすかに沢音です。
頭上から野鳥の声がするも同定できません。薄茶のしっぽが少し青く見えたので
あとで図鑑を見てみるとルリビタキの雌のような雰囲気、若い雄かも。
本日の最高地(標高約300m)となる小さな峠を乗り越えると水辺広場に着きます。
買ってきた草餅をほおばりながら小休止。
軽トラが通れるほどの林道を下りると、水辺広場の横にあるため池(昭和池)からの
水が落ちる「岩神の滝」がありました。よく刈られた林間を通って近づいてみます。
林道寄りに3つに株立ちした大きなホウノキがたくさんの落葉をまき散らしています。
さらに林道を下りて林間広場でも小休止。竹内さんが持参されていた三田市の
小学生向け環境学習の副読本、編集者には服部先生のお名前もあり、
良くまとまっています。みんな市役所へもらいに行こうかという話も。
ゆるりと里を下りていくと、日差しはかすかにあるものの、
篠山方面の空は白く、目の前の大船山も上の方から雪が迫っています。
もう少し暖かければ、林間でゆっくり話す時間もとれたかなと思いますが
いたし方ありません。その割にはいい所でしたの声もあり、春や秋の時期も
来ていただけたらと思います。「つくしの里」で12時頃に解散しました。
この後、1班の方は三田駅周辺で懇親会となりました。